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2011京都春の旅~二日目~ [nononnの旅シリーズ]

前回、記事に書いた京都の旅の続きです。

3月28日(月)

この日は、舞妓体験の日。

通常9時開店のところ、

期間限定で8時から来店すると早朝割引キャンペーンのお陰で、

「ミニ野外撮影プラン」が16000円→11000円でした。

もちろん、帰る日で時間も少ないということで8時から予約しました。


まず、朝食はホテルで。7時開店なので、その時間に行きます。

宿泊した新阪急ホテルは朝食を2箇所選べます。

「美濃吉」の朝粥か、ホテルバイキングかの2択です。

もちろん…朝粥。ホテルバイキングは想像できますし^^

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漬物が美味しくて…お粥が進みます。

味噌汁は赤だし。やはり濃い。でも美味しい。

九州在住なので白だし(本当はあわせみそ)になれてます。

京都のホテル朝食が毎回、美味しいお粥だったら良いのにな…

8時の舞妓体験に間に合うようにホテルを出たのですが、場所が分からない…

タクシーの運転手さんに無線等で探してもらい、ようやく到着。

舞妓体験スタジオ「四季」本店です。

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「丹波黒」という看板の前にあります。丹波栗じゃないです。

全カツラか半カツラか選びます。

半カツラをお勧めされました。私はせっかくなのでそちらに。

連れ(自称:山羊)は後で髪を洗うのが面倒ということで、全カツラにしました。

そうなんです。半カツラだと前髪と横髪に油らしきものを塗る必要があります。

まず、着替えます。

肌着のようなものを着て、3階にあがります。

3階に上がると、メイクがはじまります。

ネットを被り、髪が邪魔になるのを防ぎます。

まず、油らしきものを塗ります。

その後、白いものを塗ります。目もメイクをします。

出来上がった後、つけまつげを勧められ、鏡を見たら納得したので、

800円別払いでつけました。

初めてのつけまです。3月28日は、つけま記念日wちなみにその翌日は誕生記念日w

半カツラの場合は、メイク後にメイク用の椅子の隣の椅子に座り、

半カツラをつけます。追加のかんざしをつけるかつけないか選びます。

撮影時だけつけるということで、500円はもったいないなと思ったし、

つけまをつけたので、やめました。

次は2階に下ります。かつらが外れそうで、階段が怖かったどすです。

着物を選びます。青めの色を探しました。水色のような色です。

選んだら、隣の部屋に移動。

着付けをしてもらいます。帯は3種類もってきてもらいました。

それに似合うものを持ってきてもらったらしく、迷います。

その後、外出用の巾着を選びます。

カメラや携帯電話を入れるものなのですが、一眼レフははみ出ます。

着物の下の方が地面に付かないように手で押さえます。

これが長時間でなかなか指が疲れます。

こっぽりを履いて階段を下りて撮影開始。

ポーズは指定されます。あの看板を見て、等指示してくれるので、

写真に撮られ慣れていない方も大丈夫。

私はもちろんレンズよりファインダー側を見た回数が多いですw

レンズみて、「こっちから見るとこうなんだ」と思いました♪

とにかく、朝の二年坂(三年坂?)は人が少なく、ゆったり撮影できました。

番傘も使います。顔に日が照ると、撮影しづらいので、

建物の影に移動したり工夫します。

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恥ずかしいので少しぼかしています。

一応言っておきますが、芸人の小梅大雨ではありませんよw

撮影終了。このプランは野外散策30分付きだったので、これからがもっと楽しみ。

…だったはずなのですが…

連れの山羊が体調不良を訴えました。

いつも見る山羊の顔も舞妓メイクをしてましたが、疲労が見えます。

どうやら睡眠不足と、メイク後に入れたハードコンタクトと、

全カツラのこめかみの部分の締め付けによる体調不良だったようです。

半カツラでよかった。

そして戻ることにしました。

舞妓体験の時にさえせっかく持ってきた一眼レフ。

指先で持つには重過ぎる巾着に入ったそれは、一度も出されることが無いまま、

ただの重荷と化して私の心の悲しみをさらに強調していました…

ああ、もっと外を歩きたい。と思って、一度戻って

半カツラにしていた私はまた歩いてみました。

すると、かんざしが落ちました。激しい音を出したために、

もともと目立っていた舞妓の姿をした私にさらに注目が浴びせられます。

しゃがみにくく、裾が汚れないように落ちたかんざしを拾うのは困難でした。

そして、戻りました。


この後、待っているのはメイク落とし。と髪の油落とし。

メイク落としも生まれて初めてです。まあ…もちろん髪の油落としも…。

これがなかなかとれません。根気良くすると取れます。

ただ、メイク落としに慣れている人は他の人に比べて早いです。さすがです。

目も赤い化粧らしきものやアイライン、そしてつけまをとります。

つけまさようなら。

もちろん持って帰ることは可能なので、もって帰ろうとしていたら、

連れの山羊が捨ててしまっていました。

もちろん、大事にカメラと置いていたつけまケース(糊付き)もゴミと化します。

はあ、本当にさようなら、つけま。

私のつけま一号はもう居ないんです。

終わると11時ごろ。3時間は掛かります。

舞妓体験はなかなか大変でしたが、とても興味深いものとなりました。

時間に余裕があり、変身願望がある方は、是非やってみてください!

また、「四季」はフォトブックにしてくれますので、

写真にこだわりを持っている方にとっては「四季」は期待に応えてくれるスタジオだと思います。

現代風の舞妓をする安めのスタジオも多数ありますが、

舞妓体験は頻繁にするものではないしせっかくなので、

こだわりを持った方がいいかもしれませんね。

ネットでどこが良いか調べた後、いくつかに絞られ、

さらに値段やサービスで吟味したところ、「四季」にしました。

やはり「四季」でよかったな、と思いますw



スタジオを出ました。

坂はいつもよりは人は少ないかな・・・?という程の混雑度です。

せっかくなので、あの有名な湯豆腐のお店「奥丹」に行きました。

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豆腐は2種類選べます。

豆腐の量もやはり多いです。

デザートは満腹でも入ります。

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豆乳プリンです。ソースも2種類。抹茶と黒蜜。

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美肌の味がしますw

行く場所を探し、幕末維新ミュージアムに行くことに。

と思って寄り道。

少しだけ寄ろうと思ったら「坂本龍馬の墓」という看板があります。

結局、300円払って霊園に行きます。名前は霊山護国神社です。

この霊園は少し、いやとても変わっており、歴史上人物の墓が並んでいます。

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縦書きの文字は人名です。

これを登ろうとしたらなかなかきつい…と思いましたが、

お目当ての坂本龍馬のお墓は割と近い場所にありました。
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墓の隣には像。
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木戸孝允のお墓は一番上にあります。遠いです。足場があまりしっかりとしておらず、

やはり霊山ですから、虫もいないわけではありません。

墓の前に花があるか無いかで有名か有名ではないか分かりますw

別の道を行くと、ペール博士?の碑があります。

時代が異なり、戦後の話のようです。

幕末維新ミュージアムでは重要文化財、龍馬暗殺の際に使われた刀等…

展示品も面白いです。3D映像もありますよ。

赤と緑のめがねの3D映像は立体に見えませんでしたが…

新撰組の池田屋事件、龍馬暗殺の近江屋等、その歴史の一幕を

ミニチュアで再現されてます。新撰組ってcool!!!!って感じですね。

ミュージアムを出て、お店通りに戻ります。

お箸を買い、タクシーで京都駅へ。ホテルで荷物を受け取り、新幹線へゴー。

今回はグリーン車です。快適です。

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2列2列です。

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後ろからだとこんな感じ。

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テーブルは2個あります。

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リクライニングは普通車とボタンが違います。

駅弁を食べます。

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京のおばんざい というお弁当です。

終点博多まで2時間30分程…いや3時間程…

やっと小倉…

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今回の旅では無縁だった世界遺産。なので、ここで世界遺産の

暫定リストに登録されている九州・山口の近代化産業遺産群です。

博多駅に到着。綺麗です。

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さくら開通の影響でキヨスクがピンクに。

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さくらは短いのですね。今回乗ったのぞみの3分の1。

ペットホテルに寄ってムウを引き取って帰宅。



ペンケースとお守り2つ、お箸、お菓子等。

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リップクリームも。

まとめ

・舞妓体験をする際は半カツラが本当にお勧め。

・朝食は朝粥が尚一層京都気分を高めてくれる。夜の懐石もいいですが。

・お肉が好きで野菜嫌いの方は、懐石は難しいかも。あるとしても丹波牛二切れ程?

・歩く距離が長いのでブーツ等はお勧めしません。運動靴!TDRほどではないですが。

・京都は春でも厚着の方が多いです。寒いですからね。雪が降ってます。大原は積雪。

・原発事故が起こると、日本にくる観光客は激減。京都も打撃。

今回、思ったのは外国人の観光客が少ないということ。

2日間で見た人数は数えるほど。3人?程。

一人は、モテモテで、頬が赤かった男性。

一人は店のガラスの向こうの焼き物をみてcool!!!!!!!!!!!!!!!と叫んでいた男性。

もう一人はその方と一緒にいた方。

あまりに少なすぎて「きてくれてありがとう」と思ってしまいます。

団体はまず居なかったです。そうですよね…「日本」という国が危ないという認識がある。

京都も遠いですが、そういう認識のせいで観光客はキャンセル。

やはり日本の問題ですね。

読んでくださった方、ありがとうございました。

おまけ

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見上げるムウ。
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コメント 2

emuzu

外国人は放射能に過敏すぎる
ウチの近所のドイツ人も、、、亭主を置いて母国に帰りました
横須賀は原発から300キロ位離れているのにv(^皿^♪)
by emuzu (2011-04-02 16:48) 

ちょろっとぶぅ

舞妓さん姿、見たかったですぅ。
ツケマ癖になりますよ。私はもう・・・手放せません(^^;
豆乳プリン、美味しそうですね。
by ちょろっとぶぅ (2011-04-06 12:28) 

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